サポート ワイアナエについて

当スタジオでは、ハワイ・オアフ島ワイアナエ地区の子供たちへのサポート活動を行っています。 ワイアナエ・・・ハワイ州オアフ等の西側にあるこの地区にはたくさんのホームレスの人々がビーチで生活をしています。 ある日の深夜TVで衝撃的なハワイの映像を見ました。それはハワイのホームレスや貧困層の子供たちの様子を映したドキュメンタリーでした。 学校の給食だけが一日の食事な子供、購買部で文房具ではなく妹や母親のためのオムツや缶詰を、学校から配られた交換チケットで買っていく少女。全米識字率ワースト1のこの地区には、仕事はあるが家に住めない家族単位のホームレスがビーチにテントを張って暮らしていました。そんな苦しい生活の中、子供たちは番組スタッフを笑顔で迎えていました。 私は、フラによって人生を変えられた一人です。ハワイのこの現状は、私にとっても他人事でありませんでした。心の中にこの事が引っかかりながらも、一ヵ月後ハワイ島 へフラキャンプに行きました。 初日、一緒にバスに乗っているハワイアンの女性に「なんだか気になる」と思い話しかけてみました。すると、しばらくして私の記憶 が蘇り「あ!」と興奮しおもわず声が出ました。その女性は、一ヶ月前に観た深夜番組の中でワイアナエ地区の子供たちの支援をしているKUMUPUAその人でした。 この運命的な出会いに私はハワイの神様に感謝しました。やはり縁というものはあるのだろうか等と思いながらKUMUPUAの連絡先を聞き、キャンプ帰りの飛行機であるひとつのアイデアを思いつきました。 私たちは、ハワイから伝統文化のフラを分けていただいています。そのハワイに何か少しでも恩返しはできないものかと考え、まず最初にチャリティーショーを企画しました。ショーは成功し参加者の皆様からいく らかの寄付金が集まりKUMUPUAに送金できました。しかし、ワイアナエの実情は甘いものでなく、一回の寄付で何かが解決できるものではありません。こ れは継続していかなければと私は考えました。ハワイのホームレスの事は日本ではほとんど認知されていません。そこで私のハラウ(教室)のTシャツにワイアナエのロゴを入れて利益分を寄付金にしようと思い立ちました。 それによって認知度も上がるかもしれないとも考えました。 そこで、九州に住む友人のグラフィックデザイナーに活動の趣旨を伝えたところ協力を快諾してくれ、無償でいくつかのロゴデザインを提供してくれました。(持つべきものは友!)   チャリティーショーではダンサーたちが協力してくれ、バックバンドにはハワイアンバンド・モアナウインズさんの協力を得ることが出来ました。これらの多くの方々の気持ちで今年もワイアナエへ寄付金を送金することが出来、今年はワイアナエ地区に訪れることが出来ました。 今回の滞在時にも以前と同じようにビーチにたくさんのテントが並んでいました。もしかしたら増えていたかも知れません…。明るい未来には、子供達の教育が一番大事です。その教育を誰もが受けられるようになるように祈り、微力ながらも持続して支援を続けて行きたいと考えています。 それがハワイへの恩返しになればと思っています。

ワイアナエはここです!


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